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Amazon辛口相談こーなー わしは忙しい男だがAmazonに関しての相談を受け付ける...こともある。ただ真剣なものにかぎる。弟子が答えることもある。そのほうが親切であるかもしれん。 あたかも答えるのが義務だとおもっとるような礼儀しらずの質問には一切答えない。残念ながら最近そんなのが多いのだ。テレビなんかで育ったから情報は与えられるのが当然、とおもっておるのではないかな。情報はただなんかではない。一歩間違えば、命にかかわるような「情報」は、誰かがそのしぬような思いをして得たモノだ、という想像力ぐらいはもってほしい。そのうえで、どうしても必要なら質問をよこしなさい。
1.アマゾンの採集記などを読み,場所によってはうっかり入ると吹き矢が飛んで Nakajima Joji, gonkuma@ka2.so-net.ne.jp 【 Nakajima Joji, gonkuma@ka2.so-net.ne.jpくんへのお答へ】 うーん、採集目的の旅か。昔の自分もそうだったから、これはお答えすることにした。 まず、Amazonに限らず、ブラジルは昔と違って原則として熱帯雨林の蝶類、いや、生物は採集禁止である。捕れるのは写真だけ。昔の先人の時代とは大違いなことを承知しておいてほしい。熱帯雨林でない南の方の一部私有地に限ってはこの限りでないが、「ほぼ禁止」とおもって間違いない。 この間、某有名大企業の蝶ぐるい社長が案内を頼んできたが、この旨をしっかりおことわりしてから案内した。わしの博物館の展示用でも結構面倒な手続きと許可が必要なほどだ。また、外国人には、鳥類や動物の展示に許可が、たとえ、博物館の実績のある私でもおりない。それぐらい厳しい。 甘く見て、そっと持ち出すときにつかまったらえらいことである。マナウス空港には日本の空港にある検査機以上に感度が良く、金属のみならず水分まで感知する検査機が常設されている。 あんなに広いのに理不尽な、というなかれ。これまで、許可してきた外国の研究者が自分らの論文や商売にばかりつかって、ブラジルの為にはなにもしなかったし、学者も論文をエイゴで発表しておしまい、ということで、ブラジルは怒っておるのだよ。当然、これを破るような「ガイド」などおらぬ 。資格がなくなって失業してしまうからね。 それにガイドは観光が中心。一日数十ドルかかる。それも中級クラスでも結構お粗末な英語だから、キミがスペイン語かポルトゲスのカタコト程度は必要だ。日本人で生物関係の取材チームの案内ができる、なんてのはわしと、もうひとりしかいない。が、どっちも数千ドルでもなかなか、ウンとはいわん(^o^)。それにこういうことは、自分の力だけでやったほうが楽しいよ。 たとえば、有名なイグアスもアルゼンチン側は採集できるが、ブラジル側はダメ。だから、どうしても、というなら「それなりのロケーション」を選ばないといかん。 治安は悪い、といえば悪いが、はて、ニューヨークとか東京はどうなのかな?すくなくともある程度の言葉ができて、用心深いならば、それほど過剰な危険はない。半魚人が吹き矢でいきなり襲ってきたりはしない。といっても、昔、わしもブラジルではないが南米に来たとたんに採集道具を全部盗まれたことがある。中には青酸カリが1キロもはいっていたから、盗んだやつはなめて死んだとおもうがね。 気の毒だが、最近の日本人は、カネモチとみられているので、正直いってむかしより安全とはいえない。ただ、最近の若いのはVISAのゴールドカードなんかもって旅行しよるから、あれは襲われてもわしは同情しない。まあ、しっかりした案内人をつけてカネをケチらないことだろう。早稲田の探検部部員殺人事件や、この間のテレビクルーの舟の沈没、死亡事故などこのあたりに問題があった、と思っている。いずれにせよ、サンパウロの売春婦のエイズの方がアマゾンの自然よりは旅行者には危険だ。
なお、南米専門のツニブラ旅行社には蝶に詳しい人がいるからきいてみるとよいかもしれぬ。八重洲ブックセンターの裏の方だったな。ご健闘を祈る。
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