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【健忘症】
1月15日 曜日 天気 { } |
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年取って物忘れ、なんざ中学生のニキビ、少女の初潮と同じでなーもめずらしない。ないんだが、ちょっと困るんだな。今朝は、しっかり朝、体重を量 って、血圧を測って、おっと、ついテレビの画面に気を取られたら、はて、薬をのんだかどうか忘れてしまった。血圧降下剤である。うーん、のまなかったような気がする。水のこっぷもない。でも、わしゃ水なしで薬がのめるのよ。また食後になってきがついたのだからのんでねえ、とおもいたいが、実は医者が「食前でも食後でもいいんです。わすれなければ」などと前回の診察で口走ったのを聞いてからは、適当にメシの前に飲んでしまうこともしょっちゅうだったからなあ。 いやー、こまった。念のため、もう一度のんでおくか、というわけにはいかない。なんせこのあいだ2錠に増やした日に、死ぬ 思いの便秘に襲われたからねえ・・・あんなおもいを二度するぐらいなら血圧があがったほうがまだいい。どうせ、トイレで血圧があがりっぱなしになるんだし。 こういうとき思い出そう、というのは無駄な努力だ。どうせだめ。しかし、薬だからねー、のまねーというのも気持ち悪いのだ。 カミさんが「残りの数を数えてみたら」というタクバツなる数学的指向の解決方によって、辛くも「この日はまだ飲んでいないらしい」と判明して、一件落着。かぞえてみると1錠多かった。つまり、どうやら一日飲むのを忘れた日があったらしい。 これでおもうのだが、お袋が世話になっているグループホームなどああいうところでは、この薬の管理はたいへんだねえ。おれ以上にしっかり呆けた人ばっかりだから、よほど気を付けてないと同じくスリを倍のんだりして事故になったら取り返しがつかない。つくずく福祉関係の人ってスゴイねえ。ふーっ。
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