勝手に時間が】

 

1月18日 曜日 天気 { } 

 

 そういえば、今日はオヤジの命日だったか。昭和38年というと、65年か。もう40年以上になる、とははやいものだ。お袋がすっかりわすれてしまってるもんなあ。しょうがねえか。

 元気な頃のお袋はすごいパワーだったからねえ。

 いざ、家を売る、となるとやはりその人脈が生きて、かって仲間だった若い衆が、もうすっかりいい年のオジイサンになっててつだってくれることになった。ただ、田舎の家というのはあまりにやすいのでびっくり。そんなねだんなら、おれなんざ一生すめないような立派な家をつくってくれた大工さんにもうしわけないからうれやしない。さてどうしたもんか。

 ま、骨董とか、本とか、中のいろいろなものを少しづつしjまつして、気長に買い手を捜そうとおもうけど。

 母は「元気」だから、それはそれで困るところもあるが、くだんの元仲間だったじいちゃんになった、わしの兄貴分はいうのだよ。「一月に一度、サンドバッグみたいになぐられに帰ってくるのが孝行だとおもって」と。みかけがかるくて、モテもてだったプレイボーイだが、えらい人でさいごはよめさんの母親を4年間自宅で、毎朝、毎晩風呂にいれて、そのあと嫁さんの父親までひきとって2年間世話した、という。

 うーん、すげー。若い頃スポーツで鍛えた体は、そのご脳梗塞でやられて、昔の精悍さはさすがにないが、としよりになってもいたずら小僧のようだった片鱗はあるな。高校生の頃、ホンダスポーツ500に乗せて貰って4号国道をすっとばしたのはいまも忘れられぬ 快感、だったな。

 そ、人は年をとるのではないな。勝手に時間がたつだけ。あとからきたやつが、先にうまれたやつを「としより」というのだ。正確には「より年」というべきだな・・・