ぬか漬けの衝撃】

 

6月3日 曜日 天気 { } 

 

なんたって日本人はぬか漬けだ。これは疑いのない事実だ、などとおもってるのはもうトシよりなのかもしれないね。でも喰いたい。この春急逝した義母は小生のソンな願いを叶えるべくぬ かを仕入れてくださってた。そのありがたい志を生かして、かき混ぜるぐらいはやれるぜい、とあまりぬ かづけに興味のないらしいカミさんも協力してくれて、ぬかを買ってきて、ホーローの容器に塩とか野菜の切れ端をいれて、数日。日々進歩してなんだかぬ かの香りがしてくるのがうれしいじゃあないのさ。

 ところが、本日になってわかったのだが、とにかくショッパい。全部塩でできているのではないか、とおもえるほど塩味が濃い。うーん、高血圧で日々の塩を6グラムにしなさい、とものの本に書いてあり、ラーメンまでこの半年一度も喰ってない身としては、こりゃあ、無理だ。一切れで1グラムはありそうでないか。

 うーん、カミさんの説によるとぬか漬けは日々つけないといけない、という。でも、とてもじゃないがそんなに喰ってしまえるわけないよなあ。

 そこで、小さなプラスチックのフクロに糠をいれて、そこに小さなキュウリの切れ端を入れて、冷蔵庫にいれてわざと発酵を遅らせたらどうか、と・・・ちょうどカツ丼とかたのんだら、お新香が二切れぐらいついてくるでないの。あんなかんじでなら週に回ぐらいくえるんでないかなーとおもうのだが、そううまくいくかなあ。ひょっとするとおれはもう一生分のぬ か漬けを食っちまったのかもしれん。なんだか寂しいねえ。

 ぬか漬けは若いうちくっとかんといかんよ。こんな大事なことを誰もおしえてくれんかったのう。